ステンレスについて


ステンレス(SUS304)スチールでも、さびることがある。



 ステンレス(SUS304)スチールは、「絶対にさびない金属」ではありません。耐久性にすぐれた「さびにくい金属」なのです。
 この「さびにくい金属」とは、素材の表面が空気中の酸素によって生成される薄くて緻密な「酸化皮膜」と呼ばれる保護膜で覆われ、外気を遮断してしまうからさびにくくなるのです。仮に、素材の表面に傷がついたとしても、「酸化皮膜」がすぐに再成され外気を遮断してしまうからさびにくいのです。
 しかし、素材の表面に付着した「ほこり・煤煙のすす(カーボン)・鉄粉など」をそのまま放置しておくと付着物によって「酸化皮膜」ができにくくなってしまいます。
 このような場合に適切な清掃をして、付着物を取り除いていただければ、「酸化皮膜」はすぐに再生されます。例えば、家庭やレストランの洋食器や流し台などに付着した汚れは、使用後常に洗浄されるので、さびることなく、いつもきれいで、光沢のある状態を保っているわけです。
 ステンレス(SUS304)スチールにおける「さび」の原因の大部分は、「鉄粉・煤煙のすす・塵埃」の付着によるものですが、これらの付着物は、「酸化皮膜」の再生を妨げるばかりか、「空気中の亜硫酸ガス・雨水・潮風の塩分など」を呼び寄せ、腐蝕環境を作り出す働きもしてしまいます。
 いつまでも美しい外観を保持するために、「さび」の原因となる付着物を、ステンレス(SUS304)スチールの表面から、できるだけ早く取り除いてくださるようお願い致します。


◆カラーステンレス(AM・SB)仕上げは、SUS304のヘアーライン仕上げ材の表面に特殊な薬液を使って化学発色させたものです。紫外線による変色・退色などにも強く、耐候性に優れています。塗装やメッキ仕上にはないステンレス鋼の地肌(材質感)を生かした仕上がりで高級感を発揮します。

◆エッチング(ET)仕上げは、SUS304の鏡面仕上げ材の表面に食刻法(エッチング)により模様をつけたものです。素材特有の美しい光沢と艶消し部分とのコントラストにより、気品のある美しさがあります。



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